輸出向けキハダ減少
[ 309字|2013.5.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南コタバト州のジェネラルサントス港に水揚げされる生の輸出用キハダマグロが年々、減少している。農務省の漁業開発局によると、今年第1四半期(1〜3月)の水揚げ量は、同港を含め、前年同期比4・3%減の505トンだった。
輸出基準に達したフィリピン産マグロのほとんどが日本、米国向け。第1四半期の輸出用キハダマグロの平均価格は、1キロ当たり355ペソ。昨年同期より30ペソ高かった。
他方、輸出基準に達しないキハダマグロは国内で消費される。その水揚げ量は増えており、今年1〜3月期は2034トンと、前年同期比34%増だった。価格は平均1キロ218ペソと、輸出用と比べて安い。(10日、ビジネスワールド)