ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2007.5.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
家具エクスポが不調
二月二十六日から四日間、セブ都市圏で開催された今年の「セブ国際家具・調度エクスポ」(セブX)は、主催のセブ家具産業財団(CFIF)のバスバス理事長によると、総成約額が目標より五百万ドル足りない約二千万ドルに終わった。昨年の二千六百万ペソより三四%減。
同理事長は、家具に対する国際的需要が減っており、シンガポールやミラノの展示会も不振だったと説明、最近のペソ高も家具輸出に悪影響を与えていると述べた。しかし、「比の家具産業が斜陽になったのではない」と述べ、今後は東欧や中東に新しい市場を開拓する方向を示した。
比家具の最大の仕向け地は米国で、日本、英国、フランス、オーストラリア、イタリア、スペイン。(18日・サンスター電子版)