ラウレル農務相は29日、9月1日から60日間にわたり実施されるコメ輸入禁止措置について、マルコス大統領と11月末まで30日間延長することで合意したと明らかにした。また、国内のコメ小売価格の推移などに基づきさらに年末まで輸入禁止を延長する可能性があると示唆した。同相によると、国内のコメ仲買業者や精米業者らもコメ輸入禁止措置の延長を求めているという。また、同相はコメ輸入禁止措置の終了後に輸入関税率の引き上げも検討していると明らかにした。一方、台風オンポンで甚大な被害を受けたマスバテ州と東サマール州で住民に対する1キロ20ペソでの政府備蓄米販売プログラムを実施する。被災住民1世帯当たり30キロまで政府備蓄米を購入することが可能。(9月30日・スター)
コメ輸入禁止措置年末まで延長か
2025/10/2
経済
