世界銀行の新興市場向け民間投資部門、国際金融公社(IFC)はこのほど、フィリピンで店舗網を急速に拡大しているスイス資本の食品小売店チェーン「ダリ・エブリデー・グローサリー」の運営会社に対し1000万ドルまで投資することを検討していると明らかにした。ダリ・エブリデー・グローサリーは2020年に比国内で設立されて以来、独自のプライベートブランド製品を中心に様々な食品を割安に販売する戦略で店舗網を拡大しており、すでにルソン地方だけで出店数が1000店を越えている。ダリに対しては、アジア開発銀行やシンガポール政府系ベンチャーキャピタルのパビリオンキャピタルなど複数の投資会社が出資を行っている。(9月29日・インクワイアラー)
スイス系小売店にIFCが投資検討
2025/10/1
経済
