首都圏西部に水道を供給するマイニラッド・ウォーター・サービシースは14日に上場に向けた目論見書を発表し、7月3日から9日にかけて売り出す新規株式公開(IPO)による調達規模を従来公表していた490億ペソから458億ペソに6.5%縮小することを明らかにした。世界的な経済不透明感の強まりで株式市場でのIPO株式需要が従来予想より弱まるとの見通しが出ているため。同社は6月30日に最終的な新規公開株式の売り出し価格を発表する予定で、7月3~9日の売り出し期間を経て、7月17日に比証券取引所のメインボードに上場する予定。マイニラッド・ウォーターは首都圏水道局との間で結んだ運営権契約に基づき、2027年1月までに自社株式の最低30%までを公開することが義務付けられている。(19日・インクワイアラ―)
マイニラッド水道 7月に新規株式公開
2025/5/21
経済