ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2013.6.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
迅速な裁判求め緊急決議
国際ジャーナリスト連盟(IFJ、120カ国、60万人)はこのほど、アイルランドのダブリンで開いた第28回世界大会で、2009年11月にミンダナオ地方マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件に関連して、アキノ大統領に対し、容疑者全員の早期逮捕と迅速な裁判を求める緊急決議を採択した。
フィリピン・ジャーナリスト連盟(NUJP)のパラーン会長によると、大会の決議は「前進しないフィリピンの司法制度に、120カ国のジャーナリストは失望している。正義の実現まで、我々は結束して戦う」と述べた。
大量虐殺事件の犠牲者58人のうち、32人がジャーナリストで、「報道に対する世界最悪の攻撃事件」と呼ばれてきた。(10日、インクワイアラー)