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　ミンダナオ地方西部のサンボアンガ市で、警察の巡回警備など治安対策が大幅に強化される。国家警察サンボアンガ署のデオカンポ署長によると、治安改善のため、警察はもっとその存在を市民に見せるようにすべきだ、との市議会決議を受けて新方針を決めた。　　

　重視するのは中心街のパトロール強化で、市内14地区で18の専任巡回班を編制し、市民から犯罪に関する通報があった場合、現場に駆けつける時間の短縮を図る。専任巡回班は全員武装し、犯罪に即応するため、各自トランシーバーを持つ。

　デオカンポ署長によると、同市郊外には、中心街で犯罪が起きた場合に備え、犯人の逃走経路を封鎖するため、バイク隊を配置する。（19日、ブレティン）