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5月16日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 334字|2011.5.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

漁民がマ林再生へ

 ミンダナオ地方サンボアンガシブガイ州では、地元漁民が率先してマングローブ林の再生に取り組んでいる。アリ・アルスリーをはじめ四つのバランガイ(最小行政区)の計100ヘクタールのマングローブ林が対象で、農務省のミンダナオ地方開発プログラム(DA︱MRDP)が、これを後押しする。

 漁業技術専門家のノリー・ガルシア氏によると、10年ほど前まではマングローブ林が燃料用や軽建築材などとして伐採され、周辺の海域ではダイナマイト、有毒なシアン化合物、違法な漁網を使った漁法が横行していた。

 それが「自らの生活自体を壊す」ことに気づいた漁民。「魚の聖域」を再生するまで︱︱が、合い言葉になっているという。(10日、ビジネスミラー)

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