ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 325字|2010.2.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
密輸の極楽鳥などを保護
希少動物に指定されているインドネシア産の極楽鳥をはじめ、鳥類を中心に計330種の密輸動物がこのほど、ダバオ市郊外で見つかり、保護された。インドネシア人ら8人が密輸や希少動物保護法違反の容疑で逮捕された。
環境天然資源省と国家捜査局(NBI)は、ダバオ市から約21キロ離れたブナワン地区に「密輸された希少動物が飼われている」との情報を入手、5日に一斉捜索した。その結果、見事な羽を持つ極楽鳥、純白の羽をしたオウムなど約330種の希少動物を押収した。同省によると、押収された動物の市場総額は320万ペソ相当だという。
同省は当面、これら動物をダバオ市内のワニ園に預け、最終的には原産地のインドネシアなどに送り返す方針。(8日・ビジネスワールド)