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　英金融大手のバークレーによると、新興国から投資の引き上げが続く中、フィリピン・ペソが東南アジア諸国の中では最も安定した通貨と考えられ、14年末までに対ドルレートも現在の1ドル＝45ペソ水準から43ペソまで回復すると予測されている。台風ヨランダの被災にもかかわらず13年に7.2％の経済成長を達成したほか、昨年末からのペソ安進行も、送金に頼る家族の購買力を高め、外国からの台風支援の価値を引き上げるために中銀が介入を控えたと分析している。（８日・インクワイアラー）