「繁栄した都市」取り戻せるか 住民は自宅再建求める
[ 1562字|社会 (society) ] 有料がれき撤去や不発弾処理が進むマラウィ市。5年間の復興計画の残り2年半で完了できるか
![土煙が上がる旧戦闘地域内の住宅取り壊し現場=5月23日午前10時半ごろ、ミンダナオ地方マラウィ市で森永亨撮影](/image.php?file=245052l.jpg&pass=3b4ec5f8039a96b69e787b6a8bebc5eb)
ミンダナオ地方南ラナオ州の州都であるマラウィ市の旧戦闘地域「グラウンド・ゼロ」(爆心地)では、昨年10月の起工式以降、がれきの撤去作業と家屋の取り壊しが進められている。地区の入り口となるマパンディ橋付近では川沿いに設けられる駐車場ができ始め、強い日差しの下で、ほこりっぽい道沿いに重機の動く音と建物が崩れる音が響いていた。