バランガイが麻薬取引
[ 856字|社会 (society) ] 有料マニラ市のバランガイ議長が麻薬取引。捜査員100人動員も摘発できず
![地元警察の退去命令などで一時待機する国家捜査局関係者ら=首都圏マニラ市で7日午後4時20分ごろ写す](/image.php?file=182850l.jpg&pass=f6e23e4e2e8ad72dd431ebd2f1b231ea)
麻薬所持事件のもみ消し疑惑や政治家と麻薬密売組織の癒着が指摘される中、国家捜査局(NBI)は七日、約十年間にわたって首都圏マニラ市サンパロックのバランガイで覚せい剤取引を統括してきたとされる女性議長(36)の摘発に向けて、捜査約百人を動員した。しかし、女性議長を支持する住民や地元警察に家宅捜索情報が事前に流出したため、約十二時間に及んだ捜査を中断せざるを得なかった。