二期作化で棚田保全を
[ 999字|社会 (society) ] 有料比稲研究所 収量3倍増 目指す 稲作文化との「摩擦」も
![標高1250メートル付近にあるバナウエ町の試験田で、雨期作の種まきの模様を見守る佐々木専門家(左)](/image.php?file=92136l.jpg&pass=7ad8aafc2840c323b6ed766f345ceaa7)
ルソン島イフガオ州のライス・テラス(棚田)での稲作を現在の一期作から二期作にする試みが、農業省付属フィリピン稲研究所=ヌエバエシハ州ムニョス町=で進められている。収量を上げることで、棚田を切り開いてきた山岳少数民族、イフガオ族の農業離れや棚田の荒廃に歯止めをかけることが狙いだ。
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ルソン島イフガオ州のライス・テラス(棚田)での稲作を現在の一期作から二期作にする試みが、農業省付属フィリピン稲研究所=ヌエバエシハ州ムニョス町=で進められている。収量を上げることで、棚田を切り開いてきた山岳少数民族、イフガオ族の農業離れや棚田の荒廃に歯止めをかけることが狙いだ。