首都圏大地震に備えよ 大統領令で防災委設置
[ 730字|気象 災害 (nature) ] 有料2断層を警戒、大統領が防災対策委員会を設置する大統領令に署名
![フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)が公開している活断層マップ。並行して走るウェスト、イーストバレー断層の位置を示している=同研究所のホームページより](/image.php?file=237805l.jpg&pass=940c8e19849117764856bdd86902ff96)
ドゥテルテ大統領はこのほど、首都圏とその周辺で想定されるマグニチュード(M)7・2以上の大地震に備え、首都圏防災対策委員会を設置する大統領令に署名した。首都圏とその近郊には、南北に走るウエストバレー断層(全長100キロ)とリサール州を走る短いイーストバレー断層(同10キロ)があり、フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)を持つ科学技術省は「われわれが生きている時代に大地震が発生するだろう」と警告している。