インドネシアの発電大手PTペルタミナはこのほど、フィリピンでの地熱発電事業への参入の機会を探っていることを明らかにした。同社幹部によると、比はインドネシアのスラウェシ島に近いことから地熱発電事業の有望地だと見ており、参入を狙っているがまだ具体的に比企業との提携に向けた交渉には入っていないとしている。比エネルギー省は最近、比国内の地熱発電事業候補地として合計で2000メガワット分の発電が見込まれる複数の未開発地があると発表している。ペルタミナ・グループの再生可能エネルギー部門、ペルタミナNREはすでに比の実業家、エドガー・サアベドラ氏の経営する比の再エネ企業、シティコア・リニューワブル・エナジー(CREC)の20%株式を67億ペソで買収し、比事業に一足先に参入している。(18日・スター)
インドネシア発電大手 比地熱発電参入か
2025/6/20
経済