アヤラ財閥傘下の発電事業部門、ACENの取締役会は18日、比証券取引所に対し、軽油燃料火力発電施設の運営子会社3社に所有する持株を全て姉妹会社のACエナジー&インフラストラクチャ(ACEIC)に売却することを承認したと報告した。この持株売却が完了すれば、ACENは火力発電施設などに出資しない完全な再生可能エネルギー発電会社となる。ACENが持株を売却するのはブラカン州にあるブラカン・パワージェネレーション(最大発電量52メガワット)、スービック自由港特別経済区にあるワン・スービック・パワージェネレーション(同116メガワット)、およびラウニオン州にあるCIPⅡパワー(同21メガワット)の3社。ACENは2025年末までに100%再生可能エネルギー企業になることを目標としていた。(19日・スター)
ACEN完全な再エネ発電企業に
2025/6/20
経済