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　農務省は、日本の国際協力機構（ＪＩＣＡ）と国内の野菜生産に関するバリューチェーン向上技術支援プログラムを実施することで提携した。国内の食糧保障の実現を公約とし、農務相も兼務するマルコス大統領の意向に基づき、今後５年間かけて実施する。事業名は「フィリピンにおける野菜バリューチェーンの市場主導型向上事業」（МＶ２Ｃ）。野菜生産が多いベンゲット、ケソン両州ですでに初期調査を実施しており、高収量品種の導入や農家の収入アップ、消費者へのアクセス改善などを含むバリューチェーンにおける課題とその解決方法を特定するロードマップを策定する。（18日・スター）