タール山大規模噴火の恐れ 周辺住民に避難勧告
[ 1129字|気象 災害 (nature) ] 無料タール火山でさらに大きな噴火が起きる恐れ、火口から7キロ以内の住民に避難勧告
![(上)比火山地震研究所が発表したマグマ水蒸気の噴出が見られたタール火山の火口の様子=1日午後3時すぎ(同研究所フェイスブックから)。(下)空軍と沿岸警備隊の隊員に手助けされ、避難所へ向かう住民ら=2日朝、バタンガス州ラウレル町サングレゴリオ(沿岸警備隊提供)](/image.php?file=258261l.jpg&pass=6ef82da98526f5a58821f19629a6ba1f)
フィリピン火山地震研究所のソリドゥム所長は2日午後の記者会見で、1日午後3時すぎに小規模な水蒸気噴火が観測されたタール火山(バタンガス州、標高311メートル)について、今後さらに大規模な噴火が発生する恐れがあると述べた。同研究所は1日午後3時16分にマグマ水蒸気の噴出が観測されたと発表し、同火山の噴火警戒レベルを引き上げていた。同研究所は2日、タール火山の火口から7キロメートル以内の危険区域にいる住民に対して避難するよう勧告した。