偽札事件
[ 1224字|社会 (society) ] 有料国家警察、偽札行使犯の似顔絵手配も製造元の割り出し困難か
首都圏マリキナ市に住む比人女性3人が偽一万円札計43枚をつかまされた事件は、2年前にマニラ市で出回った偽札と同一犯の犯行との見方が強まり、国家警察犯罪捜査隊(CIDG)は、事件のほとぼりがさめるのを待って偽造グループが再度、行使した可能性が高いとしている。偽札を売りさばいた比人女性の似顔絵を作成手配し、行方を追っているが、事件発覚から2週間以上経過の4日現在、捜査は偽造組織の主犯格や製造元の特定にはほど遠い状況。2年前と同様、末端で偽札を行使する容疑者が確保できるかどうかが焦点となっている。