災害救助犬
[ 1453字|気象 災害 (nature) ] 有料比の災害救助犬9匹、認知度低く出動要請増えず。資金不足で災害即応も困難
![マカティ市内で行われた公開訓練で、人の「生き埋め場所」をあっという間に発見した災害救助犬](/image.php?file=179435l.jpg&pass=875e20e95ecd67dc3307c669fdad08ed)
世界で重要性を認められている「災害救助犬」を育てる民間団体「比K9救助財団」(PHK9SAR)が、関係官庁の認識不足や資金難に悩んでいる。比では毎年、多くの人が土砂崩れや地滑りで生き埋めになり命を落とすが、災害時に国軍などに連絡しても、その反応は鈍く、救助活動に加われないことが多いという。今回の台風フランク(6号)被害でも出動要請はなく、同財団側の資金難もあって、救助犬たちに活躍の機会は訪れなかった。