ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2011.10.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
戦闘なきレイテ目指す
ビサヤ地方サマール州カトバロガン市にある国軍東部ビサヤ地域歩兵師団の副師団長、エスペネル大佐は、今年末までに「戦闘なきレイテ」を目指すと自信ありげだ。同大佐によると、レイテ島では昨年11月の殺害事件以降は、まる1年にわたり政府軍と共産主義ゲリラとの戦闘は起きていない。
同島ではもともとゲリラ軍の数が多くないのと、市町村を結ぶ幹線道路が整備されたこと、地元自治体の警備態勢が整ってきたことが、戦闘の減少につながった︱︱と、同大佐は説明する。
南レイテ州は先週、「戦闘なき州」を宣言し、セブやボホールなど5州に仲間入りしたばかり。これを受け、同大佐は「青信号がともった」と話す。(4日、ビジネスワールド)