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　比共産党の軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）は13日、南アグサン州トレント町で人質として捕らえた警官が無事であるとして生存写真と本人の声をウエブサイトで公開した。拉致されたのは同州本部恐喝摘発班のサバティン巡査。１日、トレント町プランルパで他の警官２人と森林作業員に同行中、ＮＰＡに襲われ、連れ去られた。ＮＰＡ側は、「戦時捕虜として国際人権法やジュネーブ条約に基づき諸権利は擁護されている」と発表した。

　サバティン巡査はボイス・クリップで身の安全と捕虜としての権利が尊重されている状態を家族に伝えた。さらに同州のプラザ知事に対し、「国軍と警察の合同救出作戦はいつも失敗に終わる」と、やめさせるよう求めている。（14日・スター）