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　西アフリカ諸国出身者らで構成される国際麻薬密輸組織がアジアで勢力を拡大している問題で、組織構成員が南米産コカインとアフガニスタン産のヘロインを現地で入手し、世界各地にネットワークを張り巡らせて密輸ルート拡大を図っている全容が比捜査当局の調べで分かった。中国を最大ターゲットとするアジア市場向けでは、パキスタンを中継拠点とし、比人運び屋などに複雑な経路での配送を指示している事実も判明した。