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　太平洋戦争後、フィリピンに取り残された日系二世の身元確認問題で、比日系人会連合会（カルロス寺岡会長）は二十八日、マニラ市マラテで幹部会合を開き、二世の聞き取り調査を十月から比全国で再実施することを決めた。対象は、在比日本大使館の資金援助（約五百万円）を受けた調査（今年二︱三月実施）で、身元判明につながる情報の得られた三百十六人。父親にあたる日本人の名前や出身地などを再調査・確認して身元特定につなげる。