司法長官 有罪立証に強い自信
［ 1156字｜政治 (politics) ］ 有料「半年後の判決」目指す
今月十日のエストラダ前大統領の罪状認否（略奪罪など）を前に、ヘルナンド・ペレス司法長官(61)は四日、マニラ市エルミタの司法省でマニラ新聞との単独会見に応じ、弾劾裁判と同様のペースで審理が進んだ場合、半年程度で判決が出るとの見通しを示した。また、前大統領が隠し口座の開設などに使ったとされる偽名の筆跡を鑑定した結果、前大統領の筆跡と一致したことを明らかにし、「証拠は十分にそろった。（公判で）適切に使えば必ず有罪を立証できる」と前大統領訴追に強い自信を見せた。
