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　「情報技術（ＩＴ）産業立国」を目指すフィリピンで、日本の経済産業省が行っている「情報処理技術者試験」が準用されることになった。来年の本格実施へ向け、今年九月にはパイロット試験がケソン、セブ両市で行われる。ＩＴ技術者の実力を客観的に判断できる「尺度」が創設されることで、日本側にとっては一定レベル以上の能力を持った人材確保が可能になる。フィリピン側も、技術者の本格育成や雇用機会拡大につながると期待している。