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　ローマ教皇フランシスコは、健康面の懸念から聖金曜日の「主の受難の祭儀」を直前に辞退した。87歳の教皇の肘掛けいすは、ローマのコロッセオに面した丘に設置されていたが、直前に辞退の発表があり撤収された。しかし、聖金曜日の祭儀には多くの人が集まり、キャンドルを灯した。31日、教皇はサンピエトロ広場で復活祭のメッセージとローマと世界に向けた教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ」を行った。教皇は昨年も、教皇は気管支炎による入院を終えた直後だったため、祭儀を欠席していた。若い頃に肺の一部を切除しており、度々健康問題が懸念されている。（31日・Pジャーナル）