国内LPG・ガス製造大手のPryceは21日、比証券取引所に対し、同社取締役会がパンガシナン州など国内3カ所に空気分離施設を建設する事業に総額60億ペソを支出する事業計画を承認したと明らかにした。空気分離施設の設置場所はパンガシナン州のほかに、バコロド市とダバオ地域。来年初めに着工し、3年ほどで完工予定。同社は傘下子会社のPryceガスを通じて現在、ミンダナオ地方の1カ所に空気分離装置を運営しており、液体酸素や窒素、アルゴンなどの産業ガス製品を製造・販売している。Pryceの今年1~9月期決算は連結純利益が29億9000万ペソと前年同期比35%拡大している。(22日・スター)
空気分離事業 増強に60億ペソ支出へ
2025/10/24
経済
