エネルギー省によると、パラワン島沖で操業中のマランパヤ天然ガス田の第4期拡張事業(MP4)に伴う最初のガス生産井の掘削作業が6月に始まり、8月までに完工する予定。第7世代掘削船「ノーブル・バイキング号」がMP4・SC38鉱区で掘削している「カマゴ第3生産井」で7月末か8月頭に掘削が完了する見込み。また、マランパヤ・イースト第1生産井とバゴンパグアサ第1生産井の掘削も進められており、いずれも今年11月には完工予定。マランパヤ天然ガス田は2029年までに天然ガス資源が枯渇すると予想されていることから、これらの拡張掘削事業の実施で操業可能年数を2034年まで引き延ばすことが極めて重要だといわれている。(14日・マニラブレティン)
拡張掘削事業開始 マランパヤガス田
2025/7/15
経済