コンスンヒ財閥の鉱山・発電事業部門、セミララ・マイニング&パワー(SMPC)のイシドロ・コンスンヒ会長兼CEOは6日、年次株主総会で、バタンガス州におけるセイントラファエル火力発電所建設事業計画(総発電量700メガワット)をあくまで進める意欲を示した。同発電事業はエネルギー省による石炭使用凍結指定から除外されているほか、フィリピン全国送電会社(NGCP)による2024~50年送電網開発計画改定版で同事業地への送電網拡張が実現する見込みとなっていることから、事業の有効性が高まっていると評価されている。セイントラファエル火力発電所は事業費が14億ドルほどと見積もられている。(5日・マニラブレティン)
火力発電事業 あくまで推進へ
2025/5/7
経済