マルコス大統領は14日、カガヤン州クラベリアの貯水ダム落成式で、全国１４７カ所の米加工センターを年内に建設する予定だと発表した。大統領は、この施設によって米の生産工程が効率化し、収穫から精米までの時間を大量に短縮できると説明した。カガヤン州内では３カ所のセンターが建設予定であり、マルコス大統領は、改良された稲の品種や肥料補助金の導入により、農業生産性を高め、農村地域の負担を軽減すると述べた。収穫後の輸送を支援するため、政府はトラックを農業協同組合に引き渡す計画も進めている。また、クラベリア町には新たな米倉庫が建設され、物流上の課題解決と地域農業の発展を支える拠点となる見通しである。（15日、Ｐ・ジャーナル）