市民サービス委員会（ＣＳＣ）は今月、公共サービスの効率化と透明性向上を目的に「国家公務員近代化プログラム」を発表した。発足式がマンダルーヨン市で行われた。世界銀行が支援。第一段階では予算管理省と連携し、人事情報システムと給与システムのデジタル化を進める。これにより37万５千人以上の国家公務員が給与と人事管理において改善された仕組みを利用できるようになる。近代化プログラムは25年～29年にかけて段階的に各政府機関に導入される予定。世銀のアジア太平洋担当局長ブルックス氏は「この取り組みが比のガバナンス改革を進め、公共部門の透明性と説明責任を高める重要な一歩である」と評価している。（９日・Ｐジャーナル）