社会福祉開発省はパンパンガ州メキシコ町にある米国人牧師が運営していた児童養護施設に対し、同省の規則違反容疑で立入捜査を行い、施設内にいた3カ月の幼児から17歳の児童まで子どもたち160人を保護した。行方が分かっていない米国人牧師のジェレミー・ファーガソン容疑者に対して同省は出国停止命令の発出を要請している。同省のアルマス次官補によると、親たちはこの施設で子どもたちがお祈りをするだけだと思い施設に預けたものの、帰宅しなかったため同省などに苦情を申し立てていた。立入捜査を行った際、こどもたちは鎖で繋がれており、中にはあざや怪我をしている子もいたという。(15日・ピリピノスターガヨン)
米国人運営の児童養護施設から160人救出
2025/08/16
