マニラ市のイスコ・モレノ市長は当局から許認可を得ずに違法に遺体を引き受けて処置するなど「葬儀屋活動」をしていた同市サンタクルスにある施設に対し閉鎖命令を出した。市民からの通報を受けたマニラ市の保健課や許認可局、社会福祉課やマニラ署の警官らが現場に踏み込むと、10体ほどの遺体が冷蔵保管庫ではなく、通常の部屋に山積みとなって放置されており、異臭が漂っていたほか、幼児2人も一緒に住んでいたという。市長はこの葬儀屋を閉鎖すると同時に、遺体を別の葬儀屋に移送したり、墓地に移し埋葬する準備に入った。モレノ市長はこの違法葬儀屋の営業を金銭と引き換えに保護していた警官らがいたとみて捜査を命じた。(1日・ピリピノスターガヨン)
遺体山積みの違法葬儀屋を摘発
2025/08/02
