マニラ市では、国内経済が逆風に直面する中でも、企業活動が力強さを見せている。市政府によると、2025年の事業登録件数は前年を上回り、既存企業の更新数も増加した。物価上昇や世界経済の不透明感が続く中でも、観光、貿易、不動産といった主要産業が堅調に推移し、企業の信頼感が回復していることが背景にある。市はまた、ビジネスワンストップショップ(eBOSS)などのオンライン手続きを強化しており、事業展開のしやすさが投資意欲を押し上げているという。マニラ市は、今後も官民連携によりビジネス環境の改善を進め、持続的な成長を目指す方針だ。(27日・ブレティン)
経済逆風下でも事業登録増加 マニラの強い企業信頼感
2025/11/28



