ラウレル農務相はこのほど、パンパンガ州で摘発された中国から密輸された白玉ねぎの成分分析をしたところ、サルモネラ菌や重金属に汚染されていることが判明したとして、国民に対し、輸入白玉ねぎに注意するよう呼び掛けた。農相によると、比政府は現在、国内農家を保護するため白玉ねぎの輸入許可を出しておらず、市場に出回っている輸入白玉ねぎは密輸された可能性が強いという。パンパンガ州で最近摘発された白玉ねぎの貨物は34トンに達し、いずれも「加工細切れ鶏肉唐揚げ」として申告されていた。農相は「輸入玉ねぎはサルモネラ菌に汚染されている可能性が強く、人間の消費には適さないので買わないように」と注意喚起している。(11日・ピリピノスターガヨン)
サルモネラ菌汚染の輸入玉ねぎに注意を
2025/05/12
