首都圏水道局(MWSS)は13日、為替換算調整に基づく首都圏西部に水道を供給するマイニラッド・ウォーター・サービシーズによる水道基本料金の改定で10立法メートル当たり0.01ペソとわずかに引き上げることを承認したと明らかにした。一方、首都圏東部に水道を供給するマニラウォーターによる為替換算調整に基づく水道基本料金改定では従来より10立法メートル当たり0.55ペソ引き下げられることで承認された。いずれも7月1日から改定される。マイニラッド・ウォーターとマニラ・ウォーターはそれぞれ外貨建てとペソ建ての借入金比率が違うため、為替変動に伴うそれぞれの為替換算調整額が変わり、基本料金の変動に影響する。この為替換算調整は四半期ごとに行われ、首都圏水道局から承認を得た2社の新規水道基本料金が発表されている。(13日・マニラブレティン)
為替換算調整で 水道2社料金改定
2025/6/17
経済