国内拡大商銀トップのBDOユニバンクはこのほど、世界最大級の太陽光発電事業Mテラ・ソーラー(事業費1500億ペソ、最大発電量850メガワット)の幹事金融機関として最大の融資金額を計上していることを明らかにした。Mテラ・ソーラーはメラルコパワージェン(MGEN)が出資するSPニュー・エナジー社が親会社としてヌエバエシハ州とブラカン州にまたがる3500ヘクタールの用地に大規模太陽光発電施設を建設・運営するほか、バッテリー・エネルギー貯蔵システムも併設する。2026年3月までに第1期事業の商業運転を開始し、マニラ電力との電力供給契約に基づき600メガワット分の電力を供給する。6月時点の事業進捗率は35%で、太陽光パネル設置工事に加え、送電施設や変電所の建設も進めている。同事業が完成すれば240万世帯分の電力供給が可能となる。(14日・スター)
世界最大級太陽光発電 BDOが幹事金融機関
2025/6/17
経済