有力実業家のエンリケ・ラソン氏が出資する配電会社、ネグロス電力(NEPC)のロエル・カストロ社長兼CEOは9日の声明で、ネグロス島の配電地域における配電網再整備事業が2029年までに完了するとの見通しを改めて強調した。NEPCは中部ネグロス電力協同組合とラソン氏が経営するプライムエレクトリック・ホールディングスの合弁会社。昨年後半に25年間の経営権を政府に承認されて以降、NEPCは29年までの再整備事業に初期投資20億ペソを支出すると発表。その後、バコロド~シライ副次送電施設(総延長30キロ)やアリヒス変電所の再整備を完了させるなど配電地域における再整備事業に注力している。また、僻地にある17地区の住宅1671戸への配電施設拡張事業も完了させている。(9日・インクワイアラー)
ネグロス配電網再整備 29年までに完了へ
2025/6/10
経済