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ミンダナオ地方西ミサミス州のタゴロアン町で農業を営むロイ・ジャニオ容疑者（55）が偽札使用の疑いで地元警察の取り調べを受けている。
警察は百米ドルの偽札が出回っているとの情報をもとにおとり捜査を行い、米ドルとペソを有利なレートで交換するとの話をジャニオ容疑者にもちかけ、２日後にこれに乗ってきたジャニオ容疑者をカガヤンデオロ市内で偽札使用の容疑で逮捕した。
警察はジャニオ容疑者が逮捕時に所持していた偽札のほか、自宅の家宅捜索で押収された分の計18枚の百ドル偽札を押収し、このほどメディアに公開した。偽札は非常に精巧に印刷されており、入手の経過や背後の犯罪組織などについての厳しい事情聴取が続いているという。（３日・ブレティン）
