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銃弾事件

2015/11/1 社会

ダバオ空港で銃弾所持の男性渡航客を拘束。マニラ空港以外の空港では初

 31日午前9時40分ごろ、ミンダナオ地方ダバオ市のダバオ空港で、手荷物から銃弾が見つかり、持ち主のフィリピン人男性渡航者(60)が拘束された。

 9月以降、マニラ空港内で銃弾の所持者が拘束される事件が相次いでいるが、同様の事件がマニラ空港以外の空港で起きたのはこれが初めて。

 X線検査を担当する空港職員が空港利用客の手荷物にわざと銃弾を入れ、口止め料を恐喝する事例が多数報告されている。今回拘束された男性が口止め料を要求されたか否かなどは不明。

 調べでは、この男性はマニラ行きのフィリピン航空便に搭乗する予定だったが、ダバオ空港入り口のX線検査でかばんから9ミリ銃弾2個が見つかり、その場で警備員に拘束された。

 同署に身柄を移され取り調べを受けた男性は、銃弾の所持を否定したという。このため、同署では空港職員による一連の恐喝事件と同様の手口の可能性もあるとみて捜査を進めている。

 午後4時15分ごろ、男性は地元警察に保釈金12万ペソを支払い保釈された。 

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