フィリピン預金保険機構(PDIC)は20日までに、営業再開を目指しているアーバン銀行に15億ペソを限度とした支援融資を行うことを決定した。これで、昨年4月26日に営業を停止していた同銀行は、今年7月1日をめどに再開する。同銀の営業再開については、すでに主要預金者であるサンミゲルやペトロン社などが預金の一部株式転換(総額12億5,000万ペソ)に同意しているほか、輸出産業銀行(EIB)も3億ペソの融資を決定している。約10億ペソの債務を抱える同銀行は、一般商業銀行の営業資格となっている24億ペソの資本金を確保する必要があったが、他の株式転換分と今回の融資決定で、37億ペソ分の資本金で営業再開できる見通しとなった。
econoTREND
                                    2001/4/24
                                    社会
                                
                            
 
         
                                 
                                     
                                     
                                     
                                     
                                     
                                    



 
         
         
         
         
         
     
            