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6月15日のまにら新聞から

ボラカイ島の環境調査

[ 328字|2015.6.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 フィリピン有数の観光リゾートである中部ビサヤ地域ボラカイ島で、サンゴ礁など海岸の環境破壊が進んでいることを憂慮し、環境天然資源省はどの程度の数の観光客を受け入れるべきかなどの調査を始めることになった。

 ボラカイ島は観光客の人気が高く、年を追うごとに観光客が急増しており、2008〜11年では38%も増えた。このため国際協力機構(JICA)は比人研究者らの協力を得て10年からサンゴ礁の調査を始めている。88年から11年までの23年間でボラカイ島の沿岸に広がるサンゴ礁の70%について破壊ないし消失が進んでいるという。

 環境天然資源省の調査は、エコシステム調査開発局が先鞭を付け、環境保全局も協力し合同で調査を行うという。(9日・ビジネスワールド)

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