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　ミンダナオ地方サンボアンガ半島地域の第９地方警察署のラモン・オコトレナ副署長はこのほど、地元の記者クラブとの会見で、管轄内の警察官と住民の数の割合が１対７００になったと述べて、担当地域の治安は強化されたと胸を張った。

　オコトレナ副署長によると、警官と住民の数の割合の全国平均は１対５００で、サンボアンガ半島という辺ぴな地域としては、新人警官のリクルートに成功していると述べた。

　しかし、副署長は会見の最後になって、警官の日常の業務の内容について、住民同士のけんかの仲裁や、村の「番人」として、争いごとが起きないよう見張るなど、いろいろ仕事が多すぎると会見に出たジャーナリストたちにしきりにぼやいていたという。（10日・スター）