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7月14日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 326字|2014.7.14|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

警察に市長が不信感

 中部ビサヤ地方セブ市のミカエル・ラマ市長はこのほど、イスラム武装組織のアブサヤフとモロ・イスラム解放戦線(MILF)の幹部被告らの裁判をセブ市の法廷で開くことに強い反対の意思を表明した。

 セブ市の裁判所では、2002年にフィリピンの海兵隊員1人が路上に仕掛けられた地雷で爆殺された事件と、09年に武装組織が地雷を爆発させて米海軍の兵士2人を殺害した事件の裁判が進行している。

 これらの裁判の審理が行われる日は、国軍とセブ市の警察が裁判所と周辺の警備をすることになっている。しかし、市長は「なぜ首都圏ではなくセブで裁判を行うのか。また、基地内で審理できないのか。」などと、軍と警察の治安維持能力に強い不信感をのぞかせている。(8日・ブレティン)

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