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8月29日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 314字|2011.8.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

カタツムリを薬用に

 ビサヤ地方セブ州バーボン市の集落では、「茂みカタツムリ」と呼ばれるやぶに生息するカタツムリが、ぜんそくに効き、催淫効果もあるとして古くから香辛料と混ぜて食べられてきた。先頃、セブ市内で開かれた持続可能な社会の実現を目指す会合では、こうした薬効が注目され、セプルベダ・バーボン市長の後押しで国内有数のコングロマリット、サンミゲルの醸造部門担当者がサウスウエスタン大学の学生らと共に、ビジネスモデル作りに取り組むことになった。

 ところが、後になって茂みカタツムリは絶滅に瀕する希少種の一つであることが分かった。サンミゲルの担当者ガルセス女史は、とりあえず保護と商用化を両立させるモデルを作るしている。(23日、ビジネスミラー)

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