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　サマール３州（北・東・西）は、２０１０年のコメの収穫を前年比で５・45％増を達成するよう期待されている。このほどレイテ州ドゥラグ町で開かれた会議で農務省当局者が明らかにした。

　同省は、13年までにコメの完全自給を達成する目標を掲げており、サマール３州に対しても、少なくとも全国平均を目標とするよう要請した。

　同３州での今年の収穫見込みは、前年をやや下回る程度。地元の出席者からは、「３州のコメ自給率は１２０％で、余剰分は州外に持ち出されているのに」との声が上がった。

　フィリピンのコメ消費量は、年々増加している。これに対して収穫量は年によってまちまちで、特に今年は全国平均で大幅に落ち込むと予測されているという。（16日、ブレティン）