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　国家経済開発庁などの発表によると、東、西オサミス、ブキドノン、カミギン州などで構成される北部ミンンダナオ地域の経済が好調だ。今年第１四半期（１〜３月）の同地域からの輸出額は１億９９１８万ドルに達し、前年同期の同額９２３６万ドルと２倍超を記録した。

　中で最も好調だったのが東ミサミス州で、輸出額は全体の半分以上に達する１億１２２７万ドルだった。ヤシ油およびアバカが主力輸出品で、２品目は今後も国際市場で高い需要が見込まれており、同地域には成長への好環境が整いつつあるとの見方が有力。

　西オサミス州は、前年同期の輸出額が３３７万ドルにとどまったのが、ヤシ油工場の再開に伴い約４倍近い１３９３万ドルを記録した。（７日・ブレティン）