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2月1日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 601字|2010.2.1|社会 (society)|ハロハロ ]

 先日、「ツイッター」のフォロー仲間から信じられないような「つぶやき」が送られてきた。近くのスーパーで川魚のハヤを一棹(さお)買い、自宅の台所で洗おうとすると、魚が徐々に動き出した。驚いて水おけに入れたところ、翌朝までに30匹ほどが生き返り元気に泳ぎ出したという。連日の氷点下の寒さで魚が仮死状態になっていたと言うのだが……。空揚げにするのを断念し、近くの池にリリース(放流)したと伝えてきた。

 芸能番組にまつわる別の仲間の「つぶやき」にも大笑いした。ニューハーフのタレントが出演しているテレビを見ていた孫と母親の会話を紹介してきた。母親が画面を指差して「この人は男の人がお化粧しているんだよ」と話すと、5歳の孫は「フゥーン」。後日、別のテレビ番組に出演していた大物女性歌手を見た孫が「この人もお化粧した男の人だ」と叫んだとか。子どもは正直だと「つぶやき」で大爆笑になった。

 新しい情報発信手段「ツイッター」に仲間同士とはまっている。140字限定でフォロー同士が気楽に情報交換できる利便性が魅力だ。反応が早いので、さまざまな分野で参入者が急増している。テレビ局が新番組を制作したり、新卒採用に利用する企業まである。小池百合子元防衛相は先月開かれた自民党大会を「ツイッター」で中継した。ブログに次いでまた一つ、新しい発信手段を楽しむ羽目になった。(富)

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