ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2008.9.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ごみ処理場が満杯
セブ市は使用中のイナヤワン・バランガイ(最小行政区)のごみ処理場が手一杯になったため、代替地を探している。ラマ副市長は「一日当たり三百五十トンから四百トンのごみが持ち込まれ、既に飽和状態」という。市内山間部のカルナサン・バランガイが有力視されている。
新処理場造成には多額の資金が必要。同副市長によると、イナヤワン処理場(一五・四ヘクタール)を一九九八年に造成した際に三億ペソの費用がかかった。さらに固形ごみ処理、トラックによるごみ回収作業、処理場維持費などに年間七千万ペソを要しているという。一方、環境天燃資源省中部セブ事務所は各都市に対し、環境への影響を最小限に食い止めるためごみ処理場の集約化を呼び掛けている。(10日・ブレティン)